―いねむり どくしょ―

毎日読んだ本の紹介と感想。気に入った本には★、とても気に入った本には★★をつけています。コメント・トラバはお気軽にどうぞ。
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★ イエスの生涯 (遠藤周作)
はじめに言うなら、私には宗教というものに関する知識がほとんどありません。
聖書すら読破したことはないです(今読み途中で)。
けれどそんな私にも、この本はとてもわかりやすく感じました。


題名のとおり、イエスの生涯を遠藤周作の解釈をもって記した本です。
ガリラヤのナザレの町のイエスが、旅の果てに十字架刑に処せられたが後に復活した、というのは多くの方が知るとおり。
でも、彼がどんな気持ちでヨハネの洗礼を受け、何を思って十字架に架けられたのかということについては、あまり考えたことがなかったように思います。
大切なことは、十字架に架けられたという事実そのものより、その意味するところであるということに、この本を読んで私ははじめて気がつきました。

全編を通じて著者は、イエスの愛の深さを繰り返し語っています。
弟子たちに対する哀しみ。裏切り者のユダにさえ、イエスは愛を注いだこと。
十字架の場面で、彼が最後まで祈り続けたというのには心を打たれました。

各場面について著者はいくつかの解釈を取り上げ、時には批判するとともに、自分なりの新しい解釈を述べています。
著者が重視したのは、事実そのものよりもその奥にかくされた意味や気持ち。
たしかに聖書の解釈には諸説あるそうですし、この『イエスの生涯』がその中のひとつでこそあれ絶対のものではないかもしれません。
でも氏の考え方には説得力があって、なにより信仰の深さが感じられて、私はとても好きです。


薄めの本なのに、内容の深さといったらどんな本にもひけを取りません。
時にはこの本を読んでじっくり考えにふけるというのも良いのでは?
オススメ。





∞―――――∞
◆イエスの生涯
◆遠藤周作
◆新潮文庫
(2003.02.24)
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