―いねむり どくしょ―

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★オリエント急行殺人事件 (アガサ・クリスティ・安原和見/訳)

JUGEMテーマ:読書

 

アガサ・クリスティ不朽の名作。

イスタンブール発カレー行きの豪華列車「オリエント急行」の客室で、ある朝一人の客が死体となって発見されます。

折しも列車は大雪で立ち往生しており、しばらく警察の捜査は望めません。

そこで名探偵エルキュール・ポアロは殺人犯の推理に乗り出しますが、乗客たちには皆アリバイがあり、また列車の外から誰かが侵入することも困難な状況です。

さて、犯人は誰で、動機はいったい何だったのか? ポアロが導き出した答えは意外なものでした――。

 

 

今までにも多くの訳が出ており、また2017年には映画版も上映されましたが、この光文社古典新訳文庫版の特徴は下記の通りです。

  • しおりに登場人物一覧と客車の見取り図(本文中と同じもの)が掲載されていること
  • 本文中の注釈で、本書が発売された当時の文化や言葉に関する解説が充実していること
  • 訳者のあとがきで原書の「疑問点」(クリスティが執筆の際に間違ったと思われる箇所)がまとめられていること

特にしおりに載せられた登場人物一覧はとても便利で、登場人物の名前や特徴を忘れてしまっても、しおりを見れば前のページに戻ることなく続きを読み進められました。

海外小説は登場人物の名前が覚えられないからちょっと……と敬遠している方でも、本書は気軽に読めるのではと思います。

 

 

恥ずかしながら私は今回初めて本書を読んだので、他の版に比べて訳文がどうこうとか比較することはできませんが、翻訳っぽさがないとても読みやすい文章で、一気に読むことができました。

解説も設けられているので本当にわかりやすいのですが、でもやはり、頻繁に登場するフランス語とか、イギリス英語とアメリカ英語の違いとか、できることなら原書でも読んでみたいと思う箇所も沢山ありました。

さらにヨーロッパの文化や思想的な背景を多少でも知っていると、より深く理解できる箇所もあると思います。もちろん、知識ゼロでも楽しめますが。

 

結末も素敵です。同じクリスティ作の『そして誰もいなくなった』を読んだ時の衝撃を思い出しました(本作はあの時ほどではありませんでしたが)。

 

2017年公開の映画版(公式サイトはこちら)も、オリエント急行の空撮や豪華な車内の様子など、ふだんなかなか見られない映像をたっぷりと味わうことができてよかったです。ですがやはり、一度は小説で触れておきたい作品です。

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