―いねむり どくしょ―

毎日読んだ本の紹介と感想。気に入った本には★、とても気に入った本には★★をつけています。しばらく絵本のレビューが多めかも。
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ビアンカ・オーバースタディ (筒井康隆)
JUGEMテーマ:読書
 ”あの”筒井康隆が、ラノベに参戦。しかもイラストは”あの”いとうのいぢ。

ビアンカ北町は高校の男子生徒誰もが憧れる超絶美少女。生物研究部の一員である彼女は、放課後になると毎日怪しい研究を繰り返す。
彼女の実験に、文芸部の頼りない後輩男子やクラスメイトのヤンキー系美女、ビアンカのうぶで可愛い妹、さらには”未来人”までが巻き込まれて――。



帯の言葉通り、「2010年代の『時をかける少女』」でした。
2010年代ある意味最強の2人がタッグを組んで送るライトノベル、直球勝負の作品です。
わかりやすくキャラの立った登場人物、簡潔で無駄のないストーリー展開、適度に口語で読みやすい文体。
ライトノベルの書き方で『時かけ』を書き直すとこうなりました! という感じでしょうか。
それも作者自身が書いたオマージュ作品なわけで、作者のファンならずとも楽しめると思います(なので、『時かけ』を読んでからこちらの小説を読んだ方がニヤニヤできます)。
往年の作者ファンの中には、もしかしたらこの小説ではじめてラノベに触れる方もいるのかしら。お色気たっぷりの内容・イラストなので、気絶しないといいのですが……。

『時かけ』の、淡くて甘酸っぱくて爽やかな読後感もいいですが、こちらのちょっと刺激的でドタバタな「新・時かけ」もまた、全く違う色合いの作品に仕上がっていて今風で私は好きです。

それにしても筒井康隆氏、この歳で新たなジャンル開拓、それもきっちりラノベの王道を押さえてくるとは、さすがです。
続きが出れば読みたいけれど、でも「新・時かけ」としてこれで完結した方が綺麗にまとまる気もするし、悩ましいところです。


カラーイラストも豊富だし、すぐに読み終えられる長さだし、日曜の午後に日なたに寝そべって読むにはぴったりかも。
逆に満員電車で読むのはオススメできません。イラストはともかく、内容が一部、たいそう刺激的なので……(章題に全て「スペルマ」の文字が含まれている、と書けば何となくわかるかしら)。
読み始めた頃は目玉が飛び出るかと思いました。もしかして官能小説だったのかと疑ったくらいです。

かつての『時かけ』ファンと、新時代の『時かけ』ファンへ。
気楽に読めて、でも実は色々と凝りに凝りまくっている作品です。編集者、気合い充分です。
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