―いねむり どくしょ―

毎日読んだ本の紹介と感想。気に入った本には★、とても気に入った本には★★をつけています。コメント・トラバはお気軽にどうぞ。
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続編とあわせて読了。よくある恋愛小説かと思いきや、とんでもないどんでん返しでした。
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きみを守るためにぼくは夢をみる(白倉由美)
JUGEMテーマ:読書
 
中学生になった”ぼく”こと大江朔は、迷いながら、躓きながら、深くて暗くて迷いやすい思春期という森を歩きはじめる。
ぼくの前にクラスメートの不思議な女の子が登場したり、家族の間で一悶着あったり、ぼく自身の問題以外に考えなければいけないことも多くなった。
砂緒ちゃんとは相変わらず相思相愛だったけれど、二人の心も絶えずすれ違うようになる。
果たして二人が結ばれる日は来るのか?まだまだ3巻に続くらしい――。



1巻よりもだいぶ文章がこなれてきて、ようやく物語の世界に没入できるようになりました。
相変わらず夢見がちな直喩の多い文体ですが、読んでいるうちに慣れてきた感じです。
ただ登場人物全員が本音で腹を割って話し合う、というスタイルは、ちょっと現実感がなさすぎる気がします。
心に思うところがあっても直接言わずに、さりげなく態度で表現したり、それこそ小説の世界なので泣きたい時は雨が降ったりといった情景描写などで示唆する方がスマートではないでしょうか。
好みの問題かもしれませんが、そんなことを思いました。


内容は、ひたすら、もどかしかったです。
もしこの小説の主人公二人の性別が逆だったら、つまり朔が女の子で、男の子の砂緒ちゃんに追いつこうと必死だったら、もっとあれこれ迷走せずに結ばれたのかもしれないなぁ、なんて思います。
小学生だった朔はとても大人びて見えましたが、2巻で中学生になってからは、ひたすら等身大で幼くて、振り回される砂緒ちゃんが可哀想です。

この巻では朔の家族の問題がはじめて提示されますが、あっさりと解決してしまって少しもったいなく感じました。
思春期の森を抜ける上で、家族のことは大きな問題になり得るはずです。
朔がママや公彦のことを大好きなのはわかるけれど、大好きだからって問題が起きた時にあっさり乗り越えられるものでしょうか?
家族よりも恋愛を主題にした小説なので、あえて掘り下げなかったのかもしれませんが、
個人的にはもっともがいて悩む朔が見たかったです。そうして大人になる朔が知りたかったです。


それにしてもラストのシーンのどんでん返しにはやられました。
二人の未来が明るいものでありますように。朔が思春期の森を抜けて大人になりますように。
3巻が待ち遠しいです。
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コメント
from: 添え状の書き方   2012/06/05 12:09 PM
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
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