―いねむり どくしょ―

毎日読んだ本の紹介と感想。気に入った本には★、とても気に入った本には★★をつけています。コメント・トラバはお気軽にどうぞ。
のんびり更新しております。
<< January 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
PROFILE
RECOMMEND
レインツリーの国 (新潮文庫)
レインツリーの国 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
有川 浩
読了。すっごく楽しいひとときでした。伸とひとみの会話に悶絶。近いうちに感想書きたいな。
RECOMMEND
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫) (JUGEMレビュー »)
カズオ・イシグロ
読了。昨年読んだ中では一番よかった作品。時間を見つけて感想書きます。
RECOMMEND
図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
有川 浩
読了。軽く読めて面白い。感想はちょっと時間かかるかも。
RECOMMEND
昨日は彼女も恋してた (メディアワークス文庫)
昨日は彼女も恋してた (メディアワークス文庫) (JUGEMレビュー »)
入間 人間
続編とあわせて読了。よくある恋愛小説かと思いきや、とんでもないどんでん返しでした。
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PR
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | - | - |
きみを守るためにぼくは夢をみる (白倉由美)
JUGEMテーマ:読書
 
児童文学に分類されていて、もとは講談社から刊行されたものを星海社から文庫化したもの。
表紙と、表紙をめくってすぐにある一枚のイラストが、新海誠さんです。

小学四年生、十歳の"ぼく"こと大江朔は、誕生日に同級生の河原砂緒ちゃんとはじめてデートした。
帰り道、公園のベンチで寝てしまったぼくが目を覚ますと、いつの間にか七年の時間が経っていた。ぼくは十歳のままなのに、砂緒ちゃんは完璧な一七歳に成長していた。
ぼくは十歳の体と心のまま、あの日砂緒ちゃんと交わした大切な約束も思い出せない。
さて、二人の淡い恋の行方は――?!



一言で表すなら、中二全開小説とか、ドリーム小説といった感じでしょうか。
児童文学という割に、主人公は十歳とは思えない大人びた思考・行動をするし、
目覚めたら七年の月日が経っていて、しかも体も心も成長しないままだなんて、現実にはあり得ない設定です。

描写も夢見がちでとても長いです。
登場人物が笑うだけで花が咲くし、主人公はしょっちゅう月を見上げるし、女の子たちはみんな、周囲の人たちがふりかえるほどの美人だし。
「〜のような…」という表現が散見されて、、描写としてはちょっと拙く感じられました。

加えて、場面ごとに一つの章に区切られているのですが、一章(一場面)がほんの数ページしかないし、長くて抽象的な章題がつけられていて、それぞれの章に没入することができませんでした。
場面が切り替わりすぎです。おまけにその短い一場面の描写も、夢見がちすぎな描写が長くて、肝心の場面や心理描写の分量が物足りなく感じました。
それぞれの場面の雰囲気はとてもいいのに、雰囲気だけで、中身をしっかり味あわせてもらう前に次の場面に飛んでしまうのはもったいないと思います。
文章力という意味では、作文よりは上だけれど、小説としてはちょっと疑問を感じてしまいました。
小説を読んでいるというより、映画かマンガのワンシーンを文章に直したものを読んでいるような気分でした。
映像化すればとてもきれいだろうとは思います。少女マンガ的で。


批判めいたことを書きましたが、一途な恋を一途に描いているという点はとても好感がもてました。
特に出だしの、朔と砂緒がデートする場面。夢見がちな描写炸裂で、一行読む度に悶絶して転げまわりそうになりました。とてもとても好きです。好みです。

新海誠さんの表紙が目当てでジャケ買いしましたが、続編も楽しみに読もうと思います。
二人の恋がどうか、うまくいきますように。
スポンサーサイト
- | 04:41 | - | - | - | - |
コメント
コメントする









 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
 

(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.