―いねむり どくしょ―

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★ツァラトゥストラへの階段 1〜3 (土橋真二郎)
JUGEMテーマ:読書
 ビリオンゲーム、またの名を囚人ゲーム。「パルス」と呼ばれる存在に寄生された人間同士が、「パルス」によって増幅された能力で、生死やお金を賭け、己の目的のために戦うゲームだ。
主人公の福原は、失踪した姉を探すため、囚人ゲームに身を投じる。だがそれは、幼なじみや麻雀ゲームに彩られた日常生活を失うということでもあった――。


なにげなくて、でもとてもたいせつな、日常。
そして囚人ゲームと呼ばれる、頭脳と身体能力を駆使した生存競争。
両方の世界がきちんと描かれているから、日常がとてもまぶしく、たいせつなのだと思える、そんな小説でした。

囚人ゲームの種類は毎回工夫を施されたもので、ある時は脱出ゲーム、ある時はチェス風ゲームなどなど。
作者お得意の心理戦も見所ですが、主人公福原の軽い性格や、友人たちとの交流場面などのおかげで、緊張感ばかりではなく、ほんわかとしたあたたかな空気にも満ちています。

タイトルの秀逸さも本書の魅力です。
ツァラトゥストラとはニーチェの哲学書に登場する人物名。ツァラトゥストラじたいは登場はしませんが、読了して、例示としてぴったりだと思いました。

残念なのは、これから、というとても続きが気になる場面でシリーズが終わってしまうこと。
せっかくの大きな世界観とキャラクターがもったいないです。
ぜひ続きのシリーズが読みたいものです。


読み終わってもしばらく余韻が抜けなくて、自分も福原と一緒にゲームに身を投じ、パルスの特殊能力を使い、周囲のプレイヤーと協力したり敵対したりしながら姉を探している、そんな感覚が長い時間続きました。
あくまでライトノベルなので、筆致は軽く、描写も軽いです。
けれど、三冊とも一気読みできた、楽しい時間を過ごせた小説でもあります。
笑いに満ちた素敵な「あとがき」もオススメです。
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