―いねむり どくしょ―

毎日読んだ本の紹介と感想。気に入った本には★、とても気に入った本には★★をつけています。コメント・トラバはお気軽にどうぞ。
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★スカイ・クロラ (森博嗣)
スカイ・クロラ
スカイ・クロラ


これは……純文?
飛行機乗りのお話で、舞台設定は現代日本ではなさそうです。
でも、扱っているテーマも、描き方も、ファンタジーというよりは純文学っぽい気がしたので、カテゴリーはそのように分けておきました。



ネタばれせずに感想を書くのがとても難しい!
飛行機の描写がやたらと細かくて、面白くて深くて、ミステリとはまた違った作者の顔が見えた気がして。
でも、扱っているテーマはS&Mシリーズと同じ部分があるんですよね。
子どものままでいるということ。


それから、この話の続編の解説で吉本ばななさんも書いていることですが、
この作者さん、男女が夜中に2人きりでいる場面を描いても、ちっともロマンスに発展しないのよね。
他の作家が同じ場面を描いたら、きっと濡れ場になるであろうシーンも、
彼が描くとむしろ「死に場」になってしまう。
作者さんの個性が出ていて、とてもとても好きです。



――――――――――
以下、少々ネタばれを含んだ感想。

登場人物たちと自分に近いものを感じました。
で、どうしてそう感じたのか考えてみたのですが、彼ら「キルドレ」は、つまり私たち自身であるからかな、と。
(もちろん、きちんと大人になってしまうひとの方が多くて、子どものままの「キルドレ」でいるひとはかなり少ないはずですが。)
さらに子どものままでいるひとの中でも、自分が「キルドレ」だということに疑問を感じて自問自答しながら生きていく、三ツ矢みたいなひとが大多数を占めるんだろうな。
その点、主人公カンナミの超越しきった態度がすごく心地よかったです。
だって彼は悩まないから。「キルドレ」であることを受け入れているから。


「キルドレ」の生き方として主として提示されている3種類(つまり主人公カンナミ、上司のクサナギ、同僚の三ツ矢の3通りの生き方)のうち、自分は誰に似ているんだろう。
たぶんクサナギに近いのかな、と思います。
彼女ほどの潔さは無いけれど、でも好きな男に好きとは言わずに「私を殺して」って言う、その感情が痛いほど伝わってきて。
2巻はクサナギが主人公のようですが、2巻を読んだら、クサナギと自分の距離はどう変わるのかが楽しみです。遠くなるのかな? それとも近くなるのかな?



長々書いてしまいましたが、読んでよかったです。





∽―――――∽
◆スカイ・クロラ
◆森 博嗣
◆中公文庫
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- | 15:42 | - | - | - | - |
コメント
from: BlogPetのゆー   2006/01/22 6:34 PM
同僚とか近くなるのかな
人物とかシリーズとかを設定しなかった。


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